レビューになりきれない映画評。でも、独自路線でまったりと語ります。  
 
 
 
 

【あの頃ペニーレインと】

突然少しだけ古い映画やうんと古い映画が観たくなります。
昨日は、2000年の「あの頃ペニーレインと」をしんみりと・・。

あの頃ペニー・レインとあの頃ペニー・レインと
(2003/04/18)
パトリック・フュジット、ケイト・ハドソン 他

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原題は”Almost Famous”。これの映画に「あの頃ペニーレインと」という邦題を与えた方はすごいですね。いえ、観終わってみれば「あの頃ペニーレインと」以外の何者でもないのですが。原題も邦題もとてもよく映画を捉えていると思います。タイトルってやっぱり大事だよね・・。

最近の洋画は原題をただカタカナにしてしまっていることが多いので、なんだかさびしいと感じています。
もちろんカタカナでもいいものはあるとは思いますが・・・。思いつかないのですが、例えば・・・”キャッチ・ミー・イフ・ユーキャン”ってどうよ? カタカナにする意味あるのかな? 観る気も失せちゃうのですが・・。

話がそれましたが、「あの頃ペニー・レインと」は簡単に言えば青春・恋愛もの、というところでしょうか。相変わらず雑なまとめ方なのですが・・。
青春へのノスタルジーというよりはもっと濃いものが、アメリカのリアル(すぎるリアル)とともに、60年代70年代の「アメリカン・ロック」にのせて切実に綴られています。有名な曲がたくさん出てきますから、ロック好きでない方も楽しめます。(私もロックファンじゃないし)

ロック・ミュージシャンやグルーピーを描いているから、もしかしたらこういう感じ(ドラッグとか・・)生理的に受け付けない人もいるかな、という気もしますが、アメリカ映画には(まともなヒューマンものほど)切り離せないんだと思います。それが、アメリカという国の”リアル”の一部であることは間違いないから。

こういう作品が評価されるアメリカという国で、たとえば村上春樹のような作家がウケる理由がわかる気がします。逆に村上春樹の書くような「青春をどこかにおいてきぼりにしてきた男」が好きな方は、この映画は気に入ると思います。
もちろん、同じ時代に青春を過ごされた方にも・・・。

私は音楽映画はけっこう観るほうなのですが、この作品は”ロック”ということで、ちょっとだけ敬遠してました。ただ、タイトルは良く覚えていたのです。頭の中で「去年マリエンバートで」とセットで。なんだかゴロが似てるという理由だけだし、そもそも全然違うタイプの映画ですが・・・なんだかこういう風に覚えるきっかけのあるタイトルの映画は、何年たってもあるときふと「観てみよう」と思うから不思議です。だからタイトルって大事なんだってば・・・。
 
 
 
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Author:わさきち
にゃんこの舟盛りの映画・アニメレビューを独立させてみました。ほぼ連動してますが、こちらのが若干マニアックでクドイ(苦笑)かも・・・。

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何事もポジティブにとらえたい性質なので、批評は前向きです。
貶すところしかないようは作品は取り上げません。

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