レビューになりきれない映画評。でも、独自路線でまったりと語ります。  
 
 
 
 

【フリーダ】

メキシコの女流画家、フリーダ・カーロの生涯を描いた映画です。

フリーダ【廉価2500円版】フリーダ【廉価2500円版】
(2007/03/02)
サルマ・ハエック、アルフレッド・モリーナ 他

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こういう作品、好きだなぁ…。

特に山場があるわけでもなく、映画をから何かを得る、というようなこともありません。いえ、きっと何かを得てはいるのでしょうが、それは曰く言い難いもので。

芸術家を扱った映画ですから、映像も音も大変綺麗です。そこはかとないラテンな雰囲気がなんとも良い。特に歌と踊りのシーンは、とても良い。

女からの視点で言えば、フリーダの強さにちょっとだけ憧れます。そして、その脆さにも共感します。体が思うようにならなくとも、「先生、言いつけは守ったわよ」とベッドに寝かされたままではあっても、自身の個展に盛装で現れたフリーダ。死期の近いことは感じているだろうに、テキーラをぐっと煽って笑顔を振りまくさまに、私もこういう最期がいいな、とチラと思ったのでした。

そして、どうしようもないダメ夫で偉大なる芸術家のディエゴ。結局はフリーダのところに戻ってくる彼も、なんだか許せてしまいます(もちろん自分の夫だったら否だけど:苦笑)。

ですが、ふと思います。
「芸術家同士のカップルはエキセントリック」なんて言いますが、ここまで極端にはならなくても、「お互いを必要としあうパートナー」というのは、多かれ少なかれ、他人からは理解されがたい雰囲気を持っていたりするものではないのかな。「普通」なんてことはある意味ありえないんじゃないでしょうか。

観る前には、1988年のイザベル・アジャーニの名作『カミーユ・クローデル』を勝手にイメージしていたのですが、だいぶ雰囲気が違っていました。才能に溢れ、結局は自らの狂気に溺れたロダンの愛人カミーユと、自らの才能を肯定することなく、生を生き抜いたフリーダ。対極です。でもなんだか共通項もあるような。美しいイザベル・アジャーニを、もう一度観てみたい気持ちになりました。

こちらも名作。
↓ ↓ ↓
カミーユ・クローデルカミーユ・クローデル
(2001/04/03)
イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー 他

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イザベル・アジャーニがものごっつ綺麗ですから、ぜひご覧あれ。


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Author:わさきち
にゃんこの舟盛りの映画・アニメレビューを独立させてみました。ほぼ連動してますが、こちらのが若干マニアックでクドイ(苦笑)かも・・・。

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貶すところしかないようは作品は取り上げません。

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